ゴルフ前半のスコアが悪くなってしまう原因と対策

ゴルフに行き「今日こそはいいスコアでラウンドするぞ」と意気込んでスタートしても前半でスコアを崩してしまい、ベストスコア更新が絶望的になってしまう。

後半は何とか調子を取り戻して、それなりのスコアでラウンドすることができるんだけど、いかんせん前半でスコアを大きく崩してしまうので、トータルでは悪いスコアになってしまう。特に前半の出だしの3ホールで打ってしまうなんてことはありませんか？

18ホールラウンドした後にその日を振り返ると、前半のスコアがもう少し良ければベストスコアを更新できたのに・・・。なんてことは結構あるものです。そこでどうしたら前半のスコアがよくなるのかについて解説させていただきます。

スタートする準備ができていない

スタート時間ギリギリにゴルフ場に着いて、急いで着替えて急いでティーグランドにいき、準備運動もほとんどせずに素振りを数回しただけでスタートしていては当然いいスコアでラウンドすることはできません。

プロもラウンド前には必ず練習をしてからスタートします。スタート前には必ず練習場で練習をしてパッティンググリーンでパターの練習をしてからスタートしたいものです。

ゴルフ場にはなるべく1時間前に着くようにしてください。スタート時間ギリギリだと、少しでも道が混んでいると遅刻してしまいますし、急いで車を運転するのはとても危険です。

スタート時間に間に合ったとしても、ゴルフ場に着いたときにはかなりドキドキした状態になってしまいます。1番ホールのティーショットはただでさえ緊張してドキドキするのに、時間に間に合うかどうかでドキドキしていては緊張感が余計に高まってしまい、いいショットができません。

また朝のゴルフ場で時間がないからといってティーグランドまで走っていくと、それだけでドキドキしてしまい緊張感が高まりますので、時間に余裕をもって行動するようにしてください。

スタート前の時間の過ごし方

スタート時間の1時間前にはゴルフ場に到着するようにして下さい。ゴルフ場に着いたら、練習場で練習をして、パッティングの練習をしてからスタートするようにしてください。

練習場のないゴルフ場ではレストランでコーヒーを飲むのもいいですが、ストレッチや素振りをおこなってからスタートするようにしてください。

ゴルフ場に早く着いたら練習場に行っていただきたいのですが、行く時間にも注意が必要です。あまり早く練習場に行ってしまうと、スタートするときには、せっかっく温めた体が覚めてしまうので、あまり早く行き過ぎないようにしてください。そして、スタート前にあまり長い時間パッティングの練習をしてしまうと、体が固まってしまうのであまりよくありません。

かといってスタート直前だと、もし練習場に行って混んでいたら練習できなくなってしまうので、少し混んでいるときのことも考えて、スタート時間の50分くらい前に行くのがベストです。練習に行った後パッティングの練習を行ってからスタートしてください。

もしゴルフ場に早く着きすぎてしまったら、すぐに練習場にはいかずに、パッティングの練習を先にして、50分前に練習場に行き、そのあとにまたパッティングの練習をしてからスタートするようにしてください。

普段から体を動かしている人は、可能であればスタート前に軽くランニングをして体を温めておくといです。スタート前のランニングは体を温めるのが目的なので、あまり長い時間走らないようにしてください。

普段から走ってりいる人だとつい走るのに夢中になってしまい、長い時間走ってしまいがちですが、あまり長い時間走ってしまうと、スターと前に疲れてしまいます。

5～7分程度軽く疲れない程度にゆっくり走ってください。また普段あまり走らない人は、いきなりランニングするのはよくないので、ウォーキングをしてください。

最近は乗用カートのゴルフ場が多いですが、スタートホールは体をほぐすために最初の数ホールは歩いたほうがいいということもありますが、理想を言えば、1番のティーグランドに立っている時点で最高のパフォーマンスが発揮できるように、体を温めておき十分に準備をしておいたほうがいいです。

スタート前にしっかりと準備運動しておくと、ベストなパフォーマンスを発揮できてスコアがよくなるということもありますが、ケガをしにくくなるというメリットもあります。

1番ホールでのティーショットを成功させる

朝一のティーショットはとても緊張します。特にコンペでは　後ろの組の人達が見ているのでとても緊張します。一番ホールのティーショットだけは何とかいいショットを打ちたいものです。

緊張感のないラウンドではいいスコアでラウンドすることはできません。いいゴルフをするには、ある程度の緊張感が必要です。1番ホールのティーショットで緊張するのはスタートする準備ができていると思ってください。そう思うと少し気分が楽になります。

そしてスタートホールではあまり期待しすぎないほうがいいです。何が何でもナイスショットを打たなければならないと思ってしまうと緊張が高まってしまいますので、多少曲がっても2打目が打てるところにあればいいと思ってティーショットを打ってください。

あとスタート前の練習場で、その日で出やすい球筋を把握しておくと安心してティーショットを打つことができます。打ち出しがどの方向に出て、曲がる方向がどっちにどれくらい曲がるのかを把握しておくと、1番のティーショットが成功しやすくなります。

前半のハーフでスコアを崩してしまう

前半の9ホールでスコアがスコアが悪いのは、スタート前の準備がしっかりできていないというのもありますが、自分の球筋を把握していないということも考えられます。

自分の球筋を把握していないとなかなか狙ったところにボールを打っていくができません。自分の球筋を把握するには、狙いをはっきりと決めることです。何となくショットしていると自分の球筋を正確に把握することができません。

ショットを打つ前に狙いをはっきりと決めてください。何となくフェアウェイ右サイドを狙うとか、左サイドを狙うというのではなく、フェアウェイ左サイドのバンカーの右端に打ち出し、スライスさせて最終的に遠くに見える木の方向にボールを止めるなどとできるだけ細かく目標を定めてください。

目標を細かく定めることにより、集中が高まるというのもありますが、狙った球筋に対して実際に打った球がどれくらいずれているのかというのが分かります。

これが分かれば自分の球筋が正確に把握できるので、次のホールからは狙いをしっかりと決めることができますし、狙ったところにボールを運ぶことができますので、当然スコアがよくなります。

何となく狙いを決めていては、次のホールでどこを向いてアドレスすればいいのかよくわからず迷いながらショットすることになるので、いいショットが出ませんので、狙いは細かくしっかりと定めてください。

まとめ

前半の9ホールでスコアを崩さないためには、スタート前にしっかりと準備をし、適度の緊張感はスタートする準備ができている証だと思い気楽な気持ちで臨み、狙いをはっきりと決めてショットし、自分の球筋をしっかりと把握するようにしてください。